哲学– tag –
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随想
マルガレーテ・ストンボロー=ヴィトゲンシュタインの弟
19世紀末のウィーンの名家ウィトゲンシュタイン。一家は自殺の家系でしたが、生き残った末っ子は、仕事を辞めてばかりでフラフラしておりました。 「マルガレーテ・ストンボロー=ヴィトゲンシュタインの肖像」はクリムトが描いた有名な肖像画。クリムト... -
ナシーム・ニコラス・タレブの提案する勉強法は信じていいの?
ナシーム・ニコラス・タレブさんの著作と出合って以来、歯に衣着せない物言いをするタレブさんの大ファンになってしまいました。でも、彼が提案する学習法については、ちょっと……と疑いを抱いております。 -
随想
土屋賢二著『われ笑う、ゆえにわれあり』 どうすれば人気教授になれるかを述べる
土屋賢二氏によるエッセイ 『われ笑う、ゆえにわれあり』。このような親父ギャグ風のタイトルを付けて許されるのは、大学で哲学を教えている筆者ぐらいなのではないでしょうか。 -
プラトンの学習論、学校で勉強をする理由とは?【わたしも哲学in池上第2回】
9月28日、市民による哲学講座「わたしも哲学 in 池上(第2回)」が都内で開かれていました。この日のお題はプラトン先生のお前はもう知っている! -
随想
卒業後や区民も使える大学の図書館
法政大学の図書館は在校生以外にも開放しています。条件は①卒業生、または②千代田区図書館の利用カードを所有する千代田区民(在住であって、在勤は不可)。 -
随想
泪橋ホール、トークイベント『阿賀に生きる』旗野秀人×今村純子「いろり端や茶の間のシーンだけで映画は成立できるか?」
1989~91年にかけての新潟・阿賀野川流域に暮らす人々を描いたドキュメンタリー『阿賀に生きる』(佐藤真監督、1992年)のトークインベントが8月16〜18日、映画喫茶「泪橋ホール」(東京都台東区)で行われました。 -
レビュー
『阿賀に生きる』を生きる、泪橋ホール上映会 & トークイベント
思想史・芸術倫理学分野の研究者・今村純子先生が「ドキュメンタリーという詩のかたち――『阿賀に生きる』を生きる」泪橋ホールで上映会 & トークイベントをすると知りました。期間は8月16(金)〜21日(水)まで。旗野秀人監督作品も一挙上映する企画なのだそうです。 -
随想
尹平重氏〈「官製民族主義」が韓国を滅ぼす〉から感じたアルチュセールの影響
朝鮮日報に寄せた尹平重(ユン・ピョンジュン)は「学校は代表的な「イデオロギー的国家機構」だ」という。私が好きな思想家にフランスの哲学者ルイ・アルチュセールがいる。彼も「抑圧装置」と「イデオロギー装置」を区別して語っていたことを思い出した。 -
随想
【今日のぽち本】保苅瑞穂『モンテーニュの書斎 「エセー」を読む』
友人に手紙を書こうと思った。このような内容である。「最近はモンテーニュに凝っています……」 -
随想
『監獄の誕生』漫画を書いて苦しい自分を変えるんだ
仕事から帰ると、Amazonからミシェル・フーコー『監獄の誕生』と友だちからの便りが届いていた。 -
随想
中国の監視国家ぶりにミシェル・フーコー『監獄の誕生』を思い出した
Eメールが届かない友人の生活も一理あることを認める必要があると思えてきます。 -
レビュー
「金剛筋」って一体何? ブイブイ言わせたい人のためのシャツか?
いつしか、細マッチョな男とあでやかな女性たちは「ブイブイブイ!コンゴーキーン♪」という音楽をバックに踊り始めるのでした。 -
随想
【『世界の名著』モンテーニュ「エセー」】含蓄のある言葉に触れたくて
モンテーニュは16世紀にフランスで活躍したモラリストです。含蓄があり、洞察力に満ちた彼の著作は現代フランスでも「知識人の教養書」として読み継がれているそうです。 -
随想
ふつうの社会人だけど、ヘーゲル『哲学史講義 』(長谷川宏訳)をポチった理由
趣味で「センター倫理」を解くものの、結果はかんばしくない。そうだ、ヘーゲルさんに哲学史を聞いてみよう。 -
随想
ルールをつかんで哲学で遊ぶ『大学4年間の哲学が10時間でざっと学べる』
ざっくりと哲学の世界を鳥瞰(ちょうかん)できます。哲学を勉強してみたい方で最初に手にとってみる本としてオススメです。 -
随想
基本書『池上彰の 経済のニュースが面白いほどわかる本 』
有名な人、高名な人を自分の師匠にしたい!そんなとき、本が役立ちます。 -
随想
書評【千葉雅也さん『勉強の哲学』】「来たるべきバカ」には沈黙しなくてはならないか?
若き哲学者が提案するラディカル・ラーニングはで、私は「来たるべきバカ」になれるでしょうか? -
随想
【三浦綾子「新約聖書入門」】ぶっきらぼうなイエスの系図もドラマチックに見えてくる
聖書の読者はキリスト者だけとは限りません。三浦綾子の優しい解説は、初心者の読書をおおいに助けてくれました。 -
随想
99円でデカルト『方法序説』。電子書籍(Kindle)で哲学書に親しむ
偉大な哲学者は、とっくに世を去ったので、彼・彼女たちから直接お話を聴くには、本を読むしかない。 -
随想
【6店舗しかない直営店】auショップを訪れると、どうしてこんなに疲れるのか考えた
auショップを訪れると、疲労やストレスを感じる。最初の店舗で誤案内、店舗を変えてやっと手続き完了できた。
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