素晴らしい演奏の元、ほんとにトリップして描くことができました。
描いている間、どんなことを考えていたか?
と聞かれたので、音のことだけを考えていました。
ほんとに演奏だけを聞いて描きました。四時間、まったく動くことができず、だれにも挨拶もせず、ずっと壁に向かっていました。すべては、音の解釈です。
四時間が三十分ぐらいに感じました。
前もって、あらかじめ用意していた構想の絵もあったのですが、それはすべて無意味でした。音が示す通りに描きました。
ライブペインティングは、ひとだんらくしたので、次は愛すべきミュージシャンたちの為のイラストレーションと、六月の二人展に全力を注ぎます。
画像:「知覚の扉」
四六判(788mm×1091mm)のマーメイド紙、事務用ボールペン。
2010.5.2
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