新しい遊びを考えた。
ファイナンシャルプランナーの過去問を解く、というそれだけのこと。解くといっても、テキストを読み、暗記して、解く、のではない。問題を誰かが書いた文章と見立てて、間違いを探すというものだ。
わたくしは「ISM製造業景況感指数」も「米国雇用統計」も知らない。もちろん「FRB」ぐらいは知っているけど、2019年は何回利上げをしたかなんて知らない。知らなくてもいいのである。知らないということも有益な情報であり、それが正しいかどうかを調べるきっかけとなるから。
下記はファイナンシャルプランナーの独学を支援する「FP2級ドットコム」(https://fp2-siken.com/)からの出題をiPadでスクリーンショットを撮り、ApplePencilを使いががら赤を入れたもの。あくまで解くことが目的なのではなく、間違いを探して遊ぶことが目的だ。
固有名詞、数字のファクトが正しいかを短時間でネットで調べるのである。ISMはどこで公表しているのかは知らないが、雇用統計は米国の労働省とあるので、本来は当局のサイトにアクセスしてみるべきだろう。
しかしながら、あくまでこれは遊び。気合いをいれすぎて疲れてしまってはつまらない。今回は、日本経済新聞のウェブサイトでのファクトが正しいと信じて、このサイトから正誤をひろってみた。名物コラムの「きょうのことば」からだけでも、有益な情報を得ることができた。
この遊びは100点とれないとかなりくやしい思いをする。試験に合格する勉強ではなく、ボケ防止のあそびである。新聞の読み方も変わるし、官庁が公表する指標も能動的に探すようになる。校正スキルを磨くことにも役立つ。
毎日30分ぐらいはこれで遊ぶつもり。