いくつかのお店で買ったナツメのお菓子を食べ比べました。何回かに分けて書くことにしますね。
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漢方のお店や中華食材店で扱っている「ナツメ」という果実があります。漢字で「棗」、英語ではJujubeまたはChinese-dateと書きます。漢方薬、東洋医学が好きな人にはおなじみの食材です。中華食材売り場に行くと、紅くて乾燥したナツメを見たことがある人も多いと思います。
このナツメ、独特の香りがします。表面はカリッとしていますが食べると柔らかくて甘いです。毎日食べても全然飽きないので、複数店舗で購入して常備しています。
ナツメは中国語圏の人たちにとって馴染み深い食材です。私は中国語圏の知り合いが多く、ナツメの話をすると盛り上がります。クルミが挟んである「ナツメクルミ」をプレゼントされたこともあります。
大きくて食べにくいですがおいしいですよ!
Amazonで取り扱いがあります
次に、薬日本堂で扱っている「なつめスナック」です。
ポテトチップスなどのスナック菓子はおいしいものですが、油脂や糖質が多く健康的な食べ物とは言えません。でも、こうしたスナック菓子をなつめスナックに変えたら後ろめたい気持ちが減るかもしれません。
私が大好きなこの「なつめスナック」は漢方ブティック「薬日本堂」で販売しています。
薬日本堂の「なつめスナック」はナツメのノンフライスナック。カリカリした食感、ナツメ独特の香りに夢中になって食べてしまうほど、おいしいです。一袋をあっという間に食べてしまいます。
品川にある薬日本堂の本店に初めて行ったのは2004年だったと思います。散歩中に見つけました。今でも品川に来る機会があると立ち寄り、なつめスナック、漢茶(薬日本堂のオリジナル茶)、レトルトカレーなどを買うお気に入りのお店です。
店舗に入ると生薬の不思議な香りに包まれます。
併設の漢方ギャラリーでは生薬を見て楽しみ、薬膳レストラン「10ZEN」ではおいしい薬膳料理を楽しみ、店舗では買い物を楽しめます。
昨年の12月は夫と一緒に食事をしたところ、おいしかったと喜んでいました。お昼時は長時間並びますが、時間をずらすとスムーズに入れます。広い店舗でゆったりと食事できます。
薬日本堂は全国展開しています。私は最近、仙台に旅行した時に仙台パルコ2にある薬日本堂の店舗でなつめスナックを買いました。ノンフライスナックとはイメージがわきにくいですよね。どうやって作るのか店員に聞きましたが、店員も詳しいことはわからないそうです。
一袋680円は高いので頻繁に買えません。自宅で再現できないかと思い、乾燥ナツメを手で切り裂いて乾煎りしました。ナツメは柔らかいので中まで火が通りにくく、カリカリになりませんでしたが、表面が硬くておいしかったです。干し野菜のように乾燥させて乾煎りすれば食べられるのかも?これは試して別の記事で書きます。
薬日本堂のなつめスナックはECサイトやAmazonなどでも購入できます。