こんにちはジャスミンです。
11月のある木曜日の夕方、上司から突然に出張命令が出ました。「明日から京都に出張してほしい。宿泊して土曜日に帰ってきていいから」と。京都には10年以上行っていません。いつも京都を通り越してしまうからです。この時は紅葉の季節。暑くもなく寒くもない季節でした。
出張とはいえ西日本の秋を味わえる良い機会と思い、東京から一人で新幹線に乗り、翌日は京都を散策することにしたのです。
京都散策の反省
京都は見どころ満載。しかし、お寺や神社は駅から遠いため、行きたい場所を選ぶのにも迷ってしまいます。観光客を乗せている観光バスをよく見かけましたが、効率よく観光するにはいい選択だと思いました。
もし個人で観光するなら、ガイドブックで事前に調べて行く場所を決めておくことをおすすめします。私のように、10年以上も京都に行かず、しかも前日の夕方に「明日、京都に行ってくれ」と言われ、何の準備もないままに行くと、移動ばかりに時間がかかってしまいます。
糺の森(ただすのもり)
ある方が「糺の森がいいからぜひ行ってほしい!」と語り、そんなに勧めるなら……初めて聞く場所だし……と思い、行くことにしました。
京都駅で地下鉄一日切符を600円で買います。京都でもPASMOを使えるのに、この切符は現金でしか買えず、ちょっと残念……。
地下鉄烏丸線に乗り、北大路駅で下車します。駅で「糺の森に行きたい」と駅員に伝え、市バス乗り場まで歩きました。この駅のバス乗り場は地下にあります。
バス停で降りましたが糺の森は見当たりません。見つかったのは「上賀茂神社参道」という看板だけです。しかもここから3キロも歩きます。糺の森はどこ?と思い、地元住民と思われる親子連れに聞きました。「もう少し歩くと森っぽいものが見えるから、それが糺の森ですよ」と教えていただき、歩き始めました。
やっとたどり着いた「糺の森」。この中にはいくつもの神社があり、すべてを見るには半日がかりそうです。入口にある「河合神社」のみを参拝しました。
ここは女性守護、日本第一美麗神と書いてある、女性向けの神社です。美容にいい「かりん美人水」は数百円で販売していました。参拝客も女性ばかり。境内で紅葉を楽しみ、散策。100円のおみくじをひき、少し休んでから次に行く場所を考えました。
https://www.shimogamo-jinja.or.jp/bireikigan/
二条城
京都のこの時季は紅葉シーズンで国内外からの観光客がたくさんいました。駅も電車内も観光客らしき人がたくさんいます。限られた時間内で行けるのは駅から近い場所だと思い、二条城に行くことにしました。
バスで京都駅まで戻り、地下鉄を乗り継ぎ「二条城駅」で下車します。駅から近いので全然迷いません。ところが、あまりにも人が多く、入場の列を見ただけで見学する気がなくなってしまいました……。せっかく来たので外観の写真だけ撮りました。
こうそカフェ85
朝からずっと歩き回っていたのでお腹が空きました。この近辺で菜食レストランがあるか検索して見つけたのが「こうそカフェ85」。
二条城から徒歩10分程度です。京都らしい街並みの中にある京町家を改装したカフェです。
入口で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えて店内に入ります。
私が案内されたのは窓際の席で、中庭を眺めながらゆっくり食事をしました。
メニューはこちらです。
https://www.kousocafe85.com/酵素食-メニュー/
どれもおいしそうなので迷ってしまいましたが、せっかく京都まで来たのだからちょっとぜいたくなランチを楽しみたいと思い「こうそランチ」(1200円)を選びました。動物性食材を一切含まないビーガンの食事です。
日本の食材は発酵している食材がたくさんあるんだなぁと、メニューを見つつ思いました。私は納豆を食べないのでその旨伝えると、「納豆が苦手なお客様のために別の惣菜を準備している」そうです。この日は卯の花でした。
サラダのドレッシングは納豆が使われているそうですがまったく気になりませんでした。
どの惣菜もおいしかったです。デザートの酒かすアイスも、酒かすの香りとアイスの食感を楽しめました。
店内には本がたくさんあるので1人で読書を楽しんでいる客もいました。靴を脱いで足を休め、おいしい発酵料理を楽しめました。二条城観光の帰りにおすすめだと思います。丸太町駅からも近いですよ。
毘沙門堂門跡
最後に選んだ名所は「毘沙門堂門跡」です。
山科駅を降りて地図を眺めると見どころは駅から離れている場所ばかり。歩いて行けそうな「毘沙門堂門跡」を目指すことにしました。とはいっても、1.2キロもあり、実際に歩くと坂が多く、体力的にかなりつらかったです……。別の場所に行けばよかったのか、もっと事前に調査して行く場所を決めればよかったのか、何度も考えましたが、結局ひたすら歩くことに……。
境内の壮大な広さと目の前にそびえる階段に圧倒。疲労感もあったことから少し歩いて紅葉を楽しむことのみにして、毘沙門堂門跡を後にしました。
この後は地下鉄で京都駅に戻り、京都駅地下街で買い物を楽しみ、次は行き場所をあらかじめ決めてから京都を楽しみたいと反省し、新幹線で帰路につきました。
ヤマト屋の素晴らしさを再発見
私はヤマト屋のバッグを愛用しています。観光地、新幹線の中でヤマト屋のバッグを使っている人を何人も見かけました。地下鉄一日券が入るちょうどいいポケット(バッグ外側:カード入れ)に入れておくと、切符をなくすこともなく快適に過ごせました。
旅行が好きな方、軽いバッグを探している方におすすめします。
https://www.shop-yamatoya.com/shopdetail/006000000081/
旅行中はのどが渇きます。私は軽くて小さい水筒を愛用しています。この水筒は洗いやすく、口に当たる部分が飲みやすくておすすめです。
ヤマト屋の軽いバッグと軽い水筒で、京都の旅をリベンジしたいです。(文・写真:筆者)