米国の心理療法士リチャード・カールソンは『小さいことにくよくよするな! 』で、無償の愛情を学べる教師として植物を挙げています。
一見、奇妙な提案に思われるかもしれない。植物をかわいがってなんの効果があるんだ、と。精神的な生活と心の充足に欠かせないことの一つに、無償の愛を学ぶことがあげられる。
出典:リチャード・カールソン『小さいことにくよくよするな! 』、Kindle版№140/2043
この言葉も動機のひとつでした。伊藤龍三さんの『かんたん水耕栽培 決定版!』をタイトルだけでポチってしまったのです。
水耕栽培という言葉には、どこかしら心ときめかせる響きがあります。土の場合はメンテナンスが大変です。肥料の配分などコンデションが悪いと、かびることもあります。数年おきに計画的に行う植え替えもストレスのもとです。例えばコガネムシの幼虫と出くわして驚くこともあります。
一方、水耕栽培は割にメンテナンスが楽です。葉っぱだけでなく、広がってゆく根っこも見えるので楽しさは2倍です。しかも観葉植物ではなく、野菜を育てられるのなら、見て楽しく、食べて楽しめるので2×2で楽しさ4倍です。
食欲の秋です。水耕栽培に励んでみます。無償の愛はどこにいった。