ダイソーで150円のシューキーパー (シューツリー)を購入したところ革靴を傷めてしまいました。身だしなみどころの話ではありません。
バネ式のシューキーパーはかかと一点にストレスが加わります。これが型崩れの原因になりました。かかとの部分が変形し、履き心地も変わってしまいました。
シューキーパーの役目は革靴の「型崩れを防ぐ」ことです。他にも「湿気をとる」「臭い・かびを防ぐ」役目もあります。値段はぴんきりなので、どれを選んだらよいのかわからないものです。
専門家の意見を集めてみました。まず「YouTuber(ユーチューバー)」で靴磨き芸人奥野さんは動画で「シダー」を勧めています[1]。香りと吸湿性にもすぐれています。先が2つに割れているもの(サイドスピリット)もおすすめとしています。内側からストレスをかけては履きじわを伸ばすことができ、多くの靴に対応することができます。
ウェブメディア「男前研究所」は5つのポイントがあるとしていました[2]。靴磨き芸人奥野さんのおすすめとも重なります。
- 「しっかりと縦方向にテンションがかかる」シューキーパーを選択
- 「木製のムク仕上げ」のシューキーパーを選択
- 「シダー製」のシューキーパーを選択
- 「かかと部分が大きくて丸い」シューキーパーを選択
- 「サイドスプリット」が入ったタイプなら横方向の縮みにも効く
同メディアによると、靴と同じ数のシューキーパーは必要はないとしています。靴の中に入れっぱなしにするものではないからというのが理由です。シューキーパーは半乾燥から乾燥させるの段階で使用します。
以上から、無印良品のシューキーパーも条件に合うのではないかと思いました。実店舗では2000円台で購入することができます。
レッドシダーでサイドスリップがある改良型はネットでも話題です。ただし、心配なのは、サイズが合わなかったときです。一度使用したら返品はできません。
今回は返品リスクを考慮して、大手通販サイトから買うことにしました。問題が発生した場合、カスタマーサービスが相談にのってくれるので安心です。2種類を購入してみました。まずMatunoki Japanが扱うシューキーパーです。2018年09月29日現在、Amazonの売れ筋ランキング4位。カスタマーも高評価で星5が89%です。
RooLeeの「2018改良版」は先の「男前研究所」で勧めていたので選びました。ハメやすく外しやすいという評価も見られます。しっかりとした作りから、リピーターを生み出している作品です。
どちらも2000円台。シューキーパーのフォルムには大人の色気を感じます。探し出す楽しみが始まりました。まるで、靴を選ぶ楽しみに似ています。