これまで、セクハラ・パワハラ元上司について記事を書いてきました。振り返りますと、私にも反省すべき点があります。
性格の弱み(強み)
私はおとなしく見えるらしく、外見も地味です。きついことを言われやすい傾向があります。用心深く、相手に対して強く出られないことが多いのです。こんな私の性格はセクハラ・パワハラ元上司にはお見通しだったようです。(すでに退職していますので「元上司」と書いています)。
女性社員は他にもいます。セクハラ・パワハラは私にしか向けられませんでした。お高く留まっているように見えて、からかいたくなったのかもしれません。でしょう。「ジャスミンのメールは電報みたいにそっけない」とメールの内容が簡潔すぎて、説教されたこともあります。
私の仕事面を振り返ってみます。お客さまと交渉、説得が苦手です。元上司にとってはもどかしく、残念な部下だったと想像します。期待もあったのでしょう。期待に添えず、出来の悪い部下だったのは申し訳ないと思います。
セクハラ・パワハラを増長させてしまった原因
私の性格で反省すべき点があります。ある日、私は社内の一室に元上司を思いきって呼び出しました。「やめてください」とお願いしたかったからです。ところが、元上司はふてくされた態度をとりました。このときに私は諦めてしまったのです。「もう何を言ってもダメ。私のような部下の話を聞く人ではない」と。何度も言えない私の性格が、セクハラ・パワハラを増長させてしまったと思います。
元上司はメンツを気にする性格です。人前で「やめてください」と言いますと、後で逆襲されると思い、いい加減に笑いながら逃げていたのです。尊厳を踏みにじられるような行動に対し、正面切って闘う勇気がなく、受け流すという方法でその場を乗り切っていました。
「心身ともに気持ちよく過ごすために自分の身の回りを整える」ことで、表面的には冷静に過ごしていました。「闘わないで自分を守ること」を選んだのです。毎日仕事や家事で忙しいなか、闘いは「消耗」という疲れを生じさせます。
退職した元上司は今年に入ってから週に数回アルバイトに来ていました。その契約もいよいよ終了することになりました。