【ラーメンタロー大森の陣】小ラーメンで楽しむ満腹

ラーメンタロー・大森の陣(Photo by 快適暮らし研究会)

野菜が山盛りになった二郎系ラーメンは、まるで巨大かき氷のようです。

二郎系ラーメンは健康的な野菜食」説を唱えるのは、わがワイフです。トッピングしだいでしょうけれど、たしかにうなずけます。

https://www.kaiteki-lab.info/archives/52663

目次

野菜メインの作戦で挑む

時折足を運ぶ二郎系ラーメンは、東京の五反田(ごたんだ)と大森(おおもり)にあります。「ラーメンタロー」というお店です。大森を散歩しているときに、偶然見つけました。2月末に訪れたのも「大森の陣」(大森店)です。何を注文しトッピングするかを、前もってイメトレしながら店に入ります。

厨房(ちゅうぼう)では、たった一人の職人さんが切り盛りしていました。五反田のお店でも見た職人さんです。作業効率を落とさないように、客はよけいなことを話かけません。

職人さんも客も無言。ほどよい緊張感があります。(Photo by 快適暮らし研究会)

券売機で買った「小ラーメン」の札をカウンターに置きます。数分後、職人さんは「できあがりました」と合図しました。私は、なんどか練習した次の呪文を唱えてみたのです。

野菜ましましにんにく削り節

この呪文にかかった職人さんはうなずいて、仕上げにかかります。麺・チャーシュ少なめ、野菜メインの作戦です。「野菜ましまし」がどれくらいの量なのか、どきどきしながら見守りました。

ピラミッドのような雄姿に感動

小ラーメン野菜ましましにんにく削り節(Photo by 快適暮らし研究会)

職人さんはこぼれないように、野菜の両脇をパンパンとたたきました。お膳が目の前に置かれます。ピラミッドのような雄姿です。私はしごく感動しました。

もやしはみずみずしく、シャキッとした歯ごたえです。野菜自体は、味付けがされていません。カウンター脇に置かれた醤油ダレをかけて、いただきます。あっさりとしたうまみが加わります。

醤油ダレをかけて、いただきます(Photo by 快適暮らし研究会)

きゃべつ、もやし、きゃべつ、もやし…。もりもり食べました。掘っても掘っても、なかなか麺にたどりつけません。

やっと、麺が見えてきました。固めの歯ごたえのある自家製麺です。うまみをかみしめます。削り節やにんにくは、どんぶりの脇に置かれています。香ばしい味も加わってきます。

スープは、国産素材のあっさりとしたコクの醤油豚骨。しっかりと凝縮した味わいです。ラーメン小を「野菜ましまし」のトッピングで膨満感のない満腹を楽しめました。

ただし、今回の反省点としてにんにくのトッピングは不要だと思いました。せっかく膨満感のない満腹を楽しめましたのに、にんにくで胃が荒れてしまったのです。この反省を生かし、次回はにんにくなしで注文してみたいと思います。

https://www.ramentaro.com

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

法政大学文学部哲学科卒。編集関係の業務に従事。金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味は絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。

目次