こんにちは、モクソンです! 1月は暦のうえでは春。しかし、東京は猛烈に寒いです。寝るときには、湯たんぽを抱きかかえています。温かいコーヒーも寒い季節にかかせません。ところが、愛用しているコーヒーサーバーで困った症状が起きています。
取っ手とガラスのつなぎ目を洗えない!
コーヒーサーバーとは、コーヒーを淹れる際に、ドリッパーの下にセットするポットや容器のことです。ガラスだったり陶器だったりします。この容器をめぐって、困った症状が起きています。取っ手とガラスのつなぎ目の汚れです。下の画像を見てください。
私は現在、4つのコーヒーサーバーを所有しています。すべてHARIO (ハリオ)製品で、テコ(1,000ml TC-100B)が2つ、水出し用コーヒーポット (1000ml MCPN-14CBR)、そしてオーソドックなタイプのコーヒーサーバー(700ml VCS-02B)です。
みな同じ弱点を抱えています。ハンドル部分を取り外せません。したがって、汚れを拭き取れません。目覚めのコーヒーで、この汚れたコーヒーサーバーを見るのは、とても苦痛です。
中性洗剤や漂白剤で浸け置き洗いをしても、汚れは落ちませんでした。この粉をふいたような汚れの正体は、水道水のミネラル成分なのでしょう。湯を沸かす南部鉄瓶でも白い膜がでます。鉄器の場合、この白い膜は赤さびを防ぐので、とても大事です。とってはいけません。
ガラスのコーヒーサーバーの場合、話は別です。見栄えが良くありません。まして、来客時に使えません。不衛生な汚れにしか見えないので。
同じウィークポイントを持つコーヒーサーバーを一掃し、買い替えることにしました。
買い替え候補の研究
★の数は、筆者の個人的な評価です。参考にしていただければ幸いです。
【★☆☆☆☆】カリタ 500サーバーN(102ドリッパー用/電子レンジ用) 500cc #31205
ハンドル(取っ手)は、これまで使っていたものと同じくプラスティック製です。赤いネジのようなものが見えます。取り外せるのでは。製造元のKalita(カリタ)に期待をして取材してみました。すると残念ながら、ハンドル(取っ手)部分を取り外せるように見えますが、実はとりはずせない仕様という回答でした。
このコーヒーサーバーも、プラスティックのハンドルとガラスの間がミネラル成分で汚れる可能性を抱えています。したがって、今回の買い替え候補からはずしました。
かつて、同社ではリング部分がステンレス製で、ハンドル部分を取り外せるコーヒーサーバーを販売していました。実は私も学生時代に愛用していました。しかし、残念ながら、現在は廃版とのこと。
【★★☆☆☆】HARIO (ハリオ) V60 レンジサーバー コーヒードリップ 600ml クリア XGS-60TB
ハンドル部分も一体化したガラス製品です。私はHARIOのV60シリーズのコーヒードリッパーを使用しています。したがって、同一メーカーで道具をそろえた方が安心できます。くびれのあるデザインも美しい。
このシリーズにはカップ容量の目盛りがない弱味があります。くぼみが目盛りを兼ねているのかもしれませんが、直感的に使いづらそう。汚れ問題は解決できても、ユーザビリティがいまいちな印象を受けました。以上から、これも今回の買い替え候補からはずしました。
【★★★☆☆】Kalita ウェーブシリーズ 500サーバーG 【2~4人用】 #31255
Kalita ウェーブシリーズも、ハンドル部分と本体とが一体化しています。プラスティックに比べると割れる可能性もありますが、丁寧に扱えば長く使える強みもあります。2人分からカップ容量の目盛りもあります。Kalitaによると、1目盛りは120ccとのことでした。
私が愛用しているドリッパーはHARIOのV60シリーズです。他社製への互換性は大丈夫でしょうか。Kalitaに取材したところ、他社製品との併用を推奨していません、との回答でした。当然です。
ここで、先駆者のことばに耳を傾けてみましょう。ブログ『4696のニッチなブログ』の「コーヒーサーバーはこれがオススメ。」という記事では「V60ものりますし。KEYのクリスタルものります」とレポートしています。V60のドリッパーを愛用するサードウェーブ男子の私にも、このKalita ウェーブシリーズは買いと判断しました。
Kalita ウェーブシリーズ 500サーバーGを買うことに
上記の記事を参考の上、私は「Kalita ウェーブシリーズ 500サーバーG 【2~4人用】 #31255」を購入することにしました。
もし、他社製品のHARIO V60と互換性の面で問題がありましたら、いっそのことV60の使用を止めて、すべてKalitaで統一してしまおうと考えています。