「ニンニク、マシ」。
ニンニクをたっぷりのせた二郎系のラーメンを、無性に食べたくなります。健康マニアでジロタリアンの妻も「二郎系は健康的なヤサイ食」と言ってはばかりません。
ところが、二郎系のラーメンは一杯およそ1,600カロリーもあるそうです[1]。大人1日分の目安2,000カロリーに匹敵しますから、食べ過ぎで肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常症になるリスクも生じます。トッピングには自制心も必要です。
私は「ニンニク、マシ」でないと満足できませんので、二郎系に行くのは連休初日に限られます。11月3日、三連休の初日は、夫婦で二郎系ラーメンに行く日に決めました。
二郎系の日は、一日一食にします。最適なトッピングもイメトレしました。
- 麺少なめ
- ヤサイ多め
- ニンニク多め
- 削り節もつける
- チャーシュー(豚入り)の量は体調しだい
- カラメとアブラ多めはもってのほか
イメトレを怠ると、欲望のおもむくままに「全部大盛り」を注文しかねません。全マシはもってのほかです。
訪れたのは五反田にある「ラーメン タロー」というお店で、ひいきにしています。職人は直系二郎有名店などで10年修行したそうです[2]。
「ヤサイ」、「ニンニク」、「カラメ」(しょうゆダレ追加)、「アブラ」(背脂の塊)を無料で倍増トッピングができます。削り節もオマケでつけられます。
「小ラーメン豚入り」(850円)はチャーシュー多め、「小ラーメン」(750円)はチャーシュー少なめです。チャーシューの量が違います。どちらを選ぶかは、迷うところです。日によって、チャーシューのできにアタリハズレもあります。
今回は「小ラーメン豚入り」を選びました。イメトレどおりにヤサイとニンニクをマシで、サービスの「削り節」もお願いしました。迷いなく、トッピングの「選択と集中」をはかります。
日々のイメトレはすばらしい食体験をもたらしました。
この日、チャーシューは格別素晴らしいできでした。ほどけるように柔らかく、とろけるようです。感動しました。
翌日、世間は休日です。心おきなく、ニンニクも堪能しました。麺はうどんのように太く、固めです。この日の食事はラーメンだけに留めました。胃ももたれず、体重に変化もありません。
休日の健康的な過ごし方として、まずまずの合格点。
反省もあります。よりストイックに挑むなら、チャーシュー少なめの「小ラーメン」でもよかった。スープも残すべきでした。気づかぬうちに、欲望は頭をもたげていたことに気づきます。
「ラーメン タロー」以外の二郎系も開拓してみたい。リサーチを始めています。食べる側にも、修行が必要なのです。
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