神も仏もありゃしねー!恋に敗れたニーチェさん

 ドイツの哲学者ニーチェさんは、友だちのレー君から、ルーさんを紹介されました。知的な女性で、ニーチェさんはすっかり心を奪われました。

th_130509-2400-1

 ところが、友だちのレー君も、ルーさんが大好きです。しかも、友だちの三角関係に留まらず、詩人のリルケさんまでルーさんに求愛しました。ニーチェさんのまわりは、強敵ばかり。モテモテ女子のルーさんを口説き落とす言葉を寝ずに考えました。

th_130509-2400-2

 ニーチェさんは思い切って、ルーさんに求愛したものの、結果は「ごめんなさい」でした。彼女が夫として選んだのは、レー君も、リルケさんでもなく、イラン人の学者さんでした。ラスボスがいたの!

th_130509-2400-3

 失恋の痛手に打ちひしがれたニーチェさんは、あの有名な「ツゥアラトゥストラ」を書くことになります。「神は死んだ」の名文句で有名ですね。まさに、ピンチな状況こそ、商機なり。がんばれニーチェさん〜!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

法政大学文学部哲学科卒。編集関係の業務に従事。金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味は絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。

目次