2016年8月の東京は猛暑続き。この暑さを利用して、千切りキャベツを3日ほど干してみました。冷蔵で3週間ほど保存できます[1]。もともと、半分ぐらいの大きさのキャベツが、面白いくらいに小さくなりました。
キャベツには二日酔いに効き、がん予防やリラックス効果もあると言われています。このカラカラにした干しキャベツは水で、どれくらいカタチを戻せるのでしょう? そこでさっそく試してみました。
まずは、蕎麦猪口に、干しキャベツをひとつまみ。
次に、水を入れて様子をみてみる。
しばらく放置。みずみずしさが復活しました。
スプーンですくうと、ハリが生まれているのが分かります。
試しにひとつ食べてみました。すると、生野菜のキャベツの味ではなく、やはり干しキャベツの味がします。独特のもっちりさが加わった、旨味のある食感に変わっているのです。
干しキャベツの利用方法で、一番手軽なのは、そのままスープ具材として、お鍋に放り込むことでしょう。でも、このように水で戻せば、お好み焼きなどの食材としても、利用できそうです。
野菜は干せば小さくなるので、冷蔵庫の保存スペースに余裕が生まれるのも嬉しい。
【脚注】
- 『しっかり干しておいしく長もち 干し野菜のラクうまレシピ
』な すんじゃ著、家の光協会、2015年、p46 ↩