今年になって、くしゃみ、鼻水が止まらなくなりました。こんなにつらい症状ははじめてです。アレルギーの専門病院へ検査に行ったところ、花粉症の原因となる抗原物質(アレルゲン)を特定できました。ここでは、検査の内容や費用などをレポートしてみたいと思います。
小青竜湯で花粉症を確信
今年の2月某日、くしゃみ、鼻水が止まらなくなる症状に悩まされました。
会社の机にたくさん入れていたポケットティッシュも、あっという間になくなりました。家からトイレットペーパーを持参しましたが、鼻をかむために作られている紙ではありません。すぐに、鼻と口の周りがカサカサに荒れてしまい、見るも無残な顔に…。マスクをつけていると楽なので、マスクにアロマシャワーをスプレーして、毎日を過ごしていました。
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私のつらい症状を見た夫(花粉症歴=年齢)は、一包の「小青竜湯」(抗アレルギー作用が認められている漢方薬[1])をくれました。すると、つらい症状が、なんと30分後に症状が消えてしまったのです。この体験から「杉の花粉症に違いない」と確信しました。
春の花粉が飛ぶ時季も終わり、私が苦しかったのはほんの数日でした。小青竜湯には本当に助けられました。ただ、今度は秋のブタクサに悩まされるようでは困ります。専門医のもとアレルギー検査をきちんと受ける決心をしました。
アレルギー検査に行ってみた結果
夫が薦めてくれた専門医を訪ねることにしました。
調べることができるアレルギー項目は、数えきれないほどあります。医師と相談しながら、どれを検査するか決めます。私は10種類の検査に決めました。検査の方法は、採血だけです。あっという間に終わります。
一週間後、検査結果を聞きに行きました。費用は社保で6,000円くらいだったと思います。血液検査って、いろんなことがわかるので、本当に驚きました。いま思い返すと、毎年受けている健康診断結果も持っていけば、あわせて相談できたのでしょう。少々貧血気味なことなども、ついでに相談できましたけど。
検査の結果は、杉花粉、ハウスダスト、ダニアレルギーでした。秋の花粉症のブタクサアレルギーはなかったので、秋は快適に暮らせそうです。
アレルギー検査体験のまとめ
病院選びは大切
ご存じのとおり、アレルギー検査は、比較的広く行われている検査で、何度もする必要はありません。仮に、出ている症状と検査結果が一致しなくても、しっかり理解できる先生に見てもらう必要があります。
どの季節に花粉症になるか、ある程度の想像はできます。しかし、それを確認するためにアレルゲンの検査をすると、対策も立てやすくなります。
相性の良いお薬やグッズと出会う
私はスギ花粉にアレルギーがあることがわかったので、来年つらくなったら小青竜湯のお世話になろうと思います。ハウスダストアレルギーの症状を防ぐには部屋を掃除するときはマスクをつける、埃っぽい場所を避ける、マスクを持ち歩く(予備のマスクとマスクケースも必須です!)
苦しくなったときのために、自衛も必要だとつくづく思いました。
【脚注】
- ツムラの漢方製剤 ツムラ漢方小青竜湯エキス顆粒、PI_K-019_305019.pdf、閲覧日:2016年8月3日 ↩