でんちゃんは、地域で溺愛されているネコ。
いつもの場所を通りかかると、でんちゃんはご婦人に抱っこされていた。私も、ちゃっかりと頭を撫でさせてもらった。超かわゆい。猫がいると、地域住民の親睦も深まって大変によろしい。
ご婦人が言うには、「キャラメル野郎」「ミルク」と呼んでいたネコには、「みいちゃん」というちゃんとした名前があるらしい。
みいちゃんは、でんちゃんと同じ元・ノラネコ。メスなのだそうだ。地域住民が協力して、猫の餌やりや排せつ物の清掃、避妊・去勢手術などをして、面倒を見ている。いつも一緒のでんちゃんはオスなので、元ノラネコ同士で夫婦というわけだ。
猫が社会性を身につけるのは生後半年ぐらいと言われている[1]。みいちゃんが警戒心が強いのは、子猫時代に敵に囲まれて生活したからなのかもしれない。
でんちゃんに触ることができたけれど、果たして友情は芽生えただろうか?
【脚注】
- 猫とトモダチになりたい――五感に訴え「仲間」アピール(やったわかった)2015/12/12付日経プラスワン ↩