週末のお昼には、お好み焼きを作ります。
子ども頃から、一人でお好み焼きを焼くのが好きでした。といっても、私が育った東北の港町には、お好みや焼き屋というものが存在しませんでした。東京に来てから、美味しいお好み焼きを自分なりに分析した結果、お好み焼きのベースは小麦粉ではなく、キャベツである哲学を発見しました。というわけで、私が作るお好み焼きには、愛用のスライサーで切った千切りキャベツをたくさん使っています。
ベースになっているのは、キャベツ、小麦粉、玉子、すり下ろした山芋、鰹節、シイタケだしの素です。そこに、お好みの具を足してゆくわけですが、トマトや大葉、豆腐、とろけるチーズなども好んで入れます。この日は、トマトととろけるチーズを入れました。
出来上がると、見た目はごくふつうのお好み焼きです。
どことなしにピザのような、お好み焼き。和風だしにトマトとチーズの相性は良いです。
ルールはあってないから「お好み焼き」なのだと思いますが、いかがでしょう。この「お好み」料理、ぜひお試してみてくださいませ!