私の母は、料理に情熱のない女性でした(スポーツは大好きだったけど)。若かりし日の母は、お味噌汁にダシを入れることすら知らなかったくらい。
そんな料理嫌いの母から、子どものころに伝授されたレシピが、ピザトースト。料理嫌いの人が教えてくれただけあって、とてもかんたんです。大人になったいまでも、小腹がすいたときに重宝します。
ピザトーストにはトースターやオーブンを使うのが一般的でしょう。我が家にはトースターもオーブンもないので、「フライパン」を使います。正確には、この「フライパン」は「ニューディナーパン」(アサヒ軽金属)というもので、いわゆる無水鍋の一種。十年以上使っている愛用品です。
写真のピザトーストは、下からフランスパン、輪切りにしたタマネギ、とろけるチーズ、ケチャップ、マヨネーズです。バジルやピーマン、ズッキーニなどを載せても良いでしょう。何を載せるかは、冷蔵庫の中身次第。海苔巻きに通じるものがあります。
鍋の底にクッキングシートを敷いて、ほどよく焼きます。クッキングシートを使いこなせば、とても便利ですよ。
チーズもとろけて、良い香りです。お皿に盛らずに、そのまま食べてしまいました(笑)お家でカンタンに作れるピザトースト。小腹が空いたときに欠かせません。