どうせ仕事をするなら「できる人」になりたいですよね!以前、本物の「仕事ができる人」と評判の方とご一緒に仕事をする機会があったので、その仕事ぶりの記憶をたどってみた。
仕事はすべて時間ぴったりで開始することが可能。もしくは数分前にはスタンバイしている
「約束の打ち合わせ時間だ」と立ち上がると、そのすでに本物の「仕事ができる人」が後ろに立っていた!みたいなことも。
本物は得てしてにこやかなので、決して時間的なプレッシャーを他者に与えたりしないようでした。
人に任せられるものは、任せる(余計な指示もしない)
先の事例とは矛盾しますが、本物の「仕事ができる人」が約束の時間に現れないこともあります。
本物の「仕事ができる人」は膨大な量の仕事をこなしているので、優先順位がはっきりしています。
他人に任せられるものがある場合は、相手のスケジュールを暗に考慮した上で任せてしまいます。丸投げの印象を相手に与えません。信頼関係もしっかりしていて、「ありがとう」という一言も忘れません。
「あなたたちのために、こんな大変な苦労をしてあげた」みたいな報告は必要がない限りしない
これは、とっても重要なところ。
「仕事しました!」と猛烈にアピールをする人の出現によって、生産性とあまり関係のないルーティンワークが増えてしまった、そんな経験ってありませんか。
たとえば、些末な例ですが、「みんなの前で事務所の全部の机を拭いちゃう」とか。自分の机は自分で拭いていたり、業者がしていたのだけど、新人が気を利かせてすべての机を拭くようになると、それが毎日の掃除としてスタンダード化してしまうようなイメージです。
本物の「仕事ができる人」は「人知れず、どうやらすべての机を拭いてくれているらしい」という噂は立つものの、目撃例はあまりありません。誰にも見られないところで計らってくれるので、他の同僚たちに余計なルーティンワークを発生させることもありませんし、他人に気を遣わせません。
本物の「仕事ができる人」にとって、そもそも誉められることがモチベーションではないようです。何がそうさせているのでしょう?もはや神秘のレベルです。
本物の「仕事ができる人」は業務全体を見通して、業務が円滑に進むようにしてくれます。できるようで、案外できないことです。違う星の生き物を見ているような気もしてきます。
暇な時にはお菓子を食べたりタバコを吸っている
本物の「仕事ができる人」の仕事ぶりに気づくと、同僚たちはそのスペックの高さに非常にビビります。とはいえ、仕事がないときにはのんびりしています。素敵です。
音楽やアートが大好き
本物の「仕事ができる人」は、ワーカーホリックではありませんでした。
余暇を楽しみにして、大好きなバンドに足繁く通い、素晴らしい音楽体験を、同僚たちに楽しく聞かせてくれます。
タッチタイピングが稲妻のように超高速
仕事の速さは、タッチタイピングに現れるかもしれません。
できるようでできないのが、テンキーの高速タッチタイピングです。「会計の勉強でもしてたんですか?」と思わず尋ねたくなるような速さで、数字を打ち込み、計算をします。
他者を「あの人は仕事ができる」みたいな褒め方をしない
本物の「仕事ができる人」が、「あの人は仕事ができる」みたいな褒め方をしているところを見たことがありません。不思議。
以上のまとめ
これは、ある仕事現場で私が目撃した本物の「仕事ができる人」の仕事ぶりでした。いくぶんか、個人的な所見があると思います。
あなたの周りにも、きっと仕事ができる人がいると思います。そんな尊敬できる人をよくよく観察してみると、いろんな学びを発見できるかもしれませんよ♪