十年以上も前に手に入れた、珈琲サイフォン社の風格のある手回しミル。Kalita ナイスカットミルを導入して以来、すっかりお部屋のインテリアになっていました。しかし、手回しミルならではの能力があります。
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手回しミル 挽き加減は幅広い
検証 ナイスカットミルの場合
ふだん使いのミルとして、我が家ではKalita ナイスカットミルは譲れない重要な位置を占めています。
細挽きから粗挽きまで8段階。これ以上、もしくはこれ以下したい時には、手回しミルの出番となります。もっとも、たいていは、8段階で済んじゃいますけどね。
アイスコーヒー向けの豆でホットを美味しく淹れる
ナイスカットミルで、深煎りのコーヒー豆を「8」の粗挽きにすれば、ホットで淹れても美味しく頂けます。(アイスコーヒーのを作るときには、「2」ぐらいの細挽き。)
「8」で挽いた、ほどよい粗挽き。
お湯を注げば、ふんわりとドーム。深煎りの豆は、アイスコーヒー用として売られていることもあります。このような豆でも、ダイヤルが「8」程度の粗挽きにすれば、美味しいホットコーヒーを淹れることができるでしょう。ナイスカットミルがあれば、深煎りのコーヒー豆から、アイスとホットを作れます。
手回しミルで超〜粗挽きの実験
ナイスカットミルでは、ここまでの粗挽きはできません(する必要もないけど…)。
お湯を注ぐ…。
ぜんぜんふっくらしません……。
薄そ〜。深煎りのイタリアンローストで作った、なぞの薄い珈琲。手回しミルは、これはこれで、ナイスカットミルでできない能力が秘められていることの検証にはなったかも。いつか手回しミルの能力を、活かす日がやってくるだろう!