松風庵主 今日の運勢に思いを馳せる

14090400-29

イラスト/筆者
目次

謎の人物松風庵主

朝、一杯のコーヒーを飲み、朝刊の「運勢」欄で一日を見通す

東京新聞(中日新聞)朝刊の「運勢」欄を執筆する松風庵主。妻は、朝、松風庵主が示した「運勢」を読み上げる。私は、それよりもコーヒーをドリップするのに夢中であって、今日の運勢の言葉は、概ね左から右へ鉄砲耳である。私の不遜な態度を、妻としてはたいそう気に入らないらしく、親愛なる松風庵主のことを調べろと私に命じたのだった。

私は愛妻に命じられるままGoogle先生に聞いてみた。東京新聞(中日新聞)朝刊の「運勢」欄を担当する者としては二代目のようだ。一代目は、松雲庵主というらしい。禅僧であるとか、さまざまな噂も流れているが、どれも定かではない。一代目も二代目も、謎の人物として素性は明かされていない。私は「案外、東京新聞の記者が書いているのかもよ」なんて夢のないことを言ってしまったりもした。妻はゲラゲラと笑ったので、機嫌はどうやら直ったらしい。

今日の運勢は「雲がいたずらに去来する意あり。物事離散し易し、ご用心」

先代の松雲庵主の言葉を私は知らないが、松風庵主の言葉は「運勢」とか「占い」に留まらない含蓄があると思う。「親父の小言」好きの私としては、一日の試金石として、役立てようとも思った。我が家では東京新聞は、紙で配達してもらっているものの、運勢欄自体はネットでも読むことができる。あなたにとって、今日が素晴らしい運勢の日となりますように。

関連リンク:中日新聞運勢欄

中日新聞運勢欄:http://www.chunichi.co.jp/article/fortune/

[related-post id=”41486″]

PR
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

法政大学文学部哲学科卒。編集関係の業務に従事。金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味は絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。

目次