神保町の「蔵・珈琲舎」をご存じですか。コーヒーが美味しいばかりでなく、落ち着いた雰囲気を楽しめる素敵な喫茶店です。
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「蔵・珈琲舎」はコーヒーを楽しむための喫茶店
かつて、お茶の水に職場があり、仕事の合間に通ったものでした。暗めの照明で、落ち着いた雰囲気です。老舗の喫茶店は、友だちとおしゃべりの場としては向かないかも。一人で美味しいコーヒーを飲みたい時、もしくは、言葉を交わさなくても気持ちを通じ合える人と訪れるには、最適の場所となるでしょう。
マスターによる淹れ方の解説を、YouTubeで見つけた時には感動しました。分かりやすくて、とても参考にもなります。
コーヒーを上手に淹れるコツ
ASCIIMEDIAWORKSさん取材によるマスターの解説を一部、ご紹介します。詳細は、youtubeを観てくださいね。
準備
- フィルターはぴったり合わせる。挽いた粉を入れて、軽く叩いて平にする。
- お湯は沸騰してすぐとめない。適当な時間、沸騰させたままにする。
- 火をとめて20秒ぐらいおくと、適温の90度前後に下がる。目安20秒程度。
一湯目
- 真ん中へ“置く”ように。
- 小さな円を2〜3回描く程度に。
- サーバーにポタポタと落ちる程度に。
- フチには、お湯を注がない。
- (中央部分だけがお饅頭のような)膨らみが収まり、粉全体が湿り気があれば蒸らしは完了。
二湯目
- 二湯目以降は、お湯を切らさず続けて注ぐ。
- (一湯目同様に)フチへはお湯を注がない。
- (粉の)真ん中、高くない位置から「の」の字を描くように、ゆっくり注ぐ。
- 外までいったら内へ、内から外へを繰り返す。
- 適量になったら、ドリッパーにお湯が残っていても捨てる。
完成
- カップにお湯を注いで捨てる。カップを温めることで、美味しさが変わる。
- 温めたカップにコーヒーを注いで完成。
数分間でコーヒーの淹れ方が分かる教科書
最近の私は、一湯目と二湯目のお湯の“量”の加減が分からなくなっていました。そんな時に出会った、「蔵・珈琲舎」のマスターによる解説は、とても参考になりました。とりわけ二湯目は、どれくらいのお湯を注げば良いのかを、具体的につかめました。次から、迷いなくコーヒーを淹れることができそうです!