我が家では食器乾燥機を使うため、プラスティック製(樹脂製)のドリッパーを洗うことは少々不便でした。そこで買い換えを検討。とうとう本日、新しい陶器製のドリッパーが届きました。さっそく使ってみた感想を書いてみます。
セラミック製ドリッパーを使うコツと作戦
注文していたセラミック製の円錐形ドリッパー「VDC-02W」が届きました。堅牢さは、長い付き合いを予感させます。
学生時代から、10年以上にわたって使っていた「Kalita 102」と並べてみました。ときどきは「Kalita 102」を使えば、円錐形ドリッパーをより理解できるようになるかもしれません。
円錐形ドリッパの底は、ちょうど大人の人差し指がぐらいの穴があいています。
磁器製のドリッパーを使うコツは、湯通しをすることなのだと思う。プラスティック製と違い、厚みがある陶器製は、少々冷たい。沸騰したばかりのケトル(我が家では南部鉄瓶だけど)から、ペーパー全体にお湯を注ぎます。お湯はペーパーから臭みをとり、ドリッパーとサーバーも温める。さらに南部鉄瓶から細口のポットのお湯を移し替えます。この作業を行ううち、お湯は100度から90度ちかくまで落ちて、適温になっていることでしょう。湯通しをすることは、1つ以上の意味を持っていると思う。
いつも通りにコーヒーを淹れてゆきます。いつも通りに、美味しいコーヒーを淹れることができました。
こだわりの陶器製やガラス製
特にこだわりがなければ、プラスティック製でも問題ないと思う。美味しいコーヒーは、どのようなドリッパーでも、概ね淹れることができます。いわずもがな、美味しいコーヒーを決定するのは、良質の豆です。 プラスティック製のドリッパーを使うのなら、定期的な買い換えが必要となるでしょう。言い方を変えれば、こだわりがあるなら、陶器製やガラス製がオススメだと思う。生涯の友を得たようなうれしさを感じるかも。ドリッパーのコーヒーの茶渋やキズすらも、友の顔に刻まれてゆく皺のように、共に仕事をした歴史に感じられてくるだろう。
追記:樹脂系のドリッパーが我が家の定番になりました。
[related-post id=”26806″]
売り上げランキング: 6,312