撮影 /筆者:iPhone5
夏は暑く、冬は寒い。人生は、サバイバルだ。生きること自体が、遊びであり仕事である。真剣に人生を存分に遊んだご褒美は、五反田にある立ち食い寿司の都々井さん。大好きなお店だ。
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チラシの特盛り900円
平日にオフの日は、私は小躍りをしながら五反田の都々井へ向かう。暖簾をくぐると、キュートな爺さんが出迎えてくれる。爺さんは寿司は握らず、お茶を運ぶ会計係である。暖簾をくぐれば、あなたを出迎えてくれるはずだ。私のオーダーはいつも同じだ。チラシの特盛り、900円である(取材当時)。
これで900円だ。素晴らしいじゃないか。食べきれないのではないかと、ほんのつかの間、たじろぐこともある。しかしながら、あまりの美味しさに、いつも完食してしまうのだった。
妻はベジタリアンなので、寿司は食わない。寿司屋は一人で食する禅的な空間だ。磯の香りを感じる間だけ、疎かにしている故郷を思い出す。宮城県の海辺の近くで育ったからかもしれない。
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