撮影・筆者/iPhone5
Fancy Doと書いて「ファンシー道(どう)」と読みます。何事も、ひとつの道を究めることは難しい。ファンシーの道をマスターすることも、厳しく険しい。ということを、三鷹の私設ギャラリーの前を通るたびに思うのでした。
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ファンシーなデザインに命を懸けるおじさん
道路に面した庭先に透明なボックスが二つ置かれている。大きさは、郵便ポストぐらい。ここに、ファンシーおじさんの作品が展示されている。作品は通行人なら誰でも見ることができる。ドングリにアクリル絵の具で彩色した作品が多いようだ。この庭先の私設ギャラリーを見つけたのは、いまから十年以上も前のこと。最初に記事にしたのは、「ファンシー道 (Fancy,Do)」という題名の2006年11月22日。あれからおそよ八年近く経過しているけれど、作品づくりは継続している。とても立派なことだと思う。
可愛らしい奥様とお子様がいる家族、立派な一戸建てにすすむファンシーおじさん。このおじさんは、いったい何者なのだろう……。思いつく職業は、やっぱりデザイナー。
長く続けること自体、才能を示す一つの証明。めざす「道」の作風は違えど、作品作りの姿勢には、敬意を抱いています。私設ギャラリーの場所は、三鷹のどこかです。