ジャスミンさんが、美味しい「サトイモのゴマ和え」の作り方を教えてくれました。里芋は痰を切り、皮膚を充実させる薬効があると言われています。秋野菜のサトイモは、これからの寒い季節には美味しい。
このたびは、サトイモの皮をむきは、私もアシスタントとして手伝いました。
サトイモの皮をむく
ピーラーをつかって、ひたすらにむきます。ボールに水をためて、そのなかでむきました。サトイモ独特のヌメヌメは、皮をむくことに対して、ハードルを高くするものがあります。ジャスミンさんは、皮がすでにむかれた水煮も推奨しています。しかし、私としては、納得できないものがあります。というのも、水煮のサトイモからは、ホクホクとした食感を期待できません。サトイモの、肌が温まるような、優しい食感は素晴らしいものです。ぜひとも、大変なことではありますが、サトイモの皮むきはクリアしたいところ。
だし汁で煮る
ホクホクになるまで煮ます。ときどき、爪楊枝で挿して堅さを確かめます。ジャスミンさんによれば、煮終わった後のだし汁は、水きりして捨ててしまうそうです。せっかくなので、スープなどは作れないのでしょうか。やはり粘り気もあって、スープには難しいかもしれませんね。
水きりをしたサトイモを、ボウルに移します。そこに醤油を入れてからめます。そして、白ごまを和えて終わり。
簡単ですね!
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余談ではありますが、観葉植物のクワズイモもサトイモの仲間です。クワズイモは成長が早く、「出世芋」とも呼ばれる縁起ものですが、食べることはできません。食べられないので「食わずイモ」と呼ばれています。クワズイモやモンステラ……。観葉植物好きの私は、食材のサトイモも育ててみたいと思ってしまうのでした。改めて、同じサトイモの仲間でもいろいろな種類があるものですね……。
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【参考】木下繁太郎著『クスリになる果実・野菜』主婦と生活社