大田区でエピクロスを語りあう

(写真=PhotoAC

東京都大田区の「子ども食堂」などの場で開催されてきた「わたしも哲学~高校倫理のおさらい」(フェローシップだんだん)。7月25日に、三密(密集・密閉・密接)を避けて、再開するとのお知らせが届きました。

http://genki365.net/gnko05/mypage/mypage_sheet.php?id=18603

「わたしも哲学~高校倫理のおさらい」は大人たちや小中学生などが集い、高校倫理を学ぶ地域活動です。私も昨年から参加しています。清水書院『倫理資料集 新訂第2版』を主な資料として用いていますが、基本的には予習なしで参加ができます。ゆるいつながりも魅力です。

直近で取り上げられたのは「アウレリウス・アウグスティヌス」「トマス=アクィナス」「マキャヴェッリ」「エピクテトス」など。有名な哲学者も、有名ではない哲学者もまんべんなく取り上げるところは特徴の一つです。(ちなみに、哲学業界の人気者といえばプラトン、カント、ヘーゲル。ハイデカー、ウィトゲンシュタイン、ドゥルーズ……といったところでしょうか)。

この会も2020年のコロナ禍を免れず、春から活動を自粛。しかし、緊急事態宣言が解除されたことを受けて、三密を避けつつ7月に再開するお知らせを主催者からいただきました。

今回に取り上げるのは古代ギリシャの哲学者「エピクロス」。心の平静の状態を追求した哲学者として知られています。人生に触れる文章は読みやすく、いわゆる「哲学書」らしらぬ魅力を感じます。

エピクロスの著作は、Amazonなどで調べてみると、電子書籍版が見当たりません。私はひどい飛蚊症ということもあり、紙の本での読書が苦手。このために本を購入して裁断し、スキャンしてPDF版を作るつもりです。

わたしも哲学 in 池上

 
 
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この記事を書いた人

法政大学文学部哲学科卒。編集関係の業務に従事。金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味は絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。

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