日経TESTは「経済知識」 「ビジネスの基礎力」を診断します。いかに自分は賢いかではなく、知らないかを思い知らせてくれます。
11日の日曜日、「2018年秋の全国一斉試験」の会場の一つは目白の学習院大学でした。前回と同じ筆記用具で挑みました。
https://www.kaiteki-lab.info/archives/53079
80分間で100問。試験開始40分頃には半分を解いていたいものです。全て解き終わったのは75分。残り5分で見直しを済ませました。
始まりと終わりに基礎的なチョロい設問が集まっていました。たとえば「GDP」、「PER」、「ROE」について聞いてくるような設問です。中盤の難問や奇問で立ち止まらず、先に進むことが得点アップの秘訣かもしれません。
毎回、知識の曖昧さに気づかされます。たとえば……。
- 日本銀行総裁を指名するのは誰?
- トヨタが8月に提携を解消した自動車会社は?
- イートインとフードコートの違いは?
- 液晶ディスプレーの大型化や燃費が良いハイブリットカーは破壊的イノベーションと言えるか?
- Apple Pay、Alipay(アリペイ)、WeChatPay(ウィーチャット)、LINE Payの機能上の違いは?
- iPS細胞を用いた世界初の臨床手術に成功したのはどこ?
- エネルギー基本計画で50年に向けて「主力電源」とすることを盛り込んだエネルギーは?
- 「クマのプーさん」はユニバーサルスタジオのキャラクター?
- 2017年、原油生産高で米国は何位
日銀はジャスダックに上場している株式会社です。株式会社なのだから、株主総会で選ぶのでしょうか。いえいえ、「総裁及び副総裁は、両議院の同意を得て、内閣が任命する」(日銀法第23条)が正解。政治経済を勉強している高校生なら簡単に解けるのかもしれません。
直近に発売された『Q&A 日本経済のニュースがわかる! 2019年版』を踏まえた出題も多かったように感じます(50年に向けた「主力電源」など)。認定証(成績表)は来月下旬に発送される予定です。どのような結果が返ってくるでしょうか。