ポリデントのお客さま相談窓口に話を聞いてみた
口の中に広がる塩素系漂白剤の嫌な臭い。私は思わず、オエッとなりました。なぜ、このようなことになってしまったのでしょうか。
昨年から、マウスピースと部分入れ歯をしています。マウスピースは、就眠時の歯ぎしり防止用。部分入れ歯は、奥歯用です。
マウスピースも部分入れ歯、何で洗浄する?
マウスピースも部分入れ歯も、使い込むと汚れます。わたしはワイドハイターで洗浄していました。すると、今度は漂白剤独特の臭いが残り、気持ち悪くなってしまいました。当然といえば当然の結果ですね。
この件を、入れ歯洗浄剤「ポリデント 」を販売するアース製薬のお客さまセンターに相談してみました。
「あのう、わたくし、マウスピースと部分入れ歯をワイドハイターで洗浄していたのですが」
このように切り出すと、電話先の相談員の方は「ええっ!」と声をあげました。
用途にあったポリデントを選ぶ
相談員の驚いた反応が、回答のすべてだったようです。マウスピースと部分入れ歯をワイドハイターで洗浄するのは、決してオススメできません。
そもそも衣類用漂白剤には、マウスピースと部分入れ歯の洗浄を想定していません。使い続けていたならば、予測できないアクシデントが待ち受けていたことでしょう。金具が変色したり、口のなかが荒れたりと。
マウスピースと部分入れ歯専用洗浄剤には、それに適した成分を含んでいます。たとえば、タンパクを分解する酵素。衣類用漂白剤で十分に殺菌できなくても、専用の洗浄剤なら殺菌できるのです。
アース製薬さんは、さまざまな種類のポリデントを発売しています。部分入れ歯用のポリデントには、金具を痛めない皮膜形成剤、さびを防ぐための防錆剤を含んでいます。したがって、値段が高いものが必ずしも良いとは限らず、あくまで用途で選ぶのがコツです。
きちんと部分入れ歯用ポリデントで毎日洗浄しようと決意しました。