日本で生まれた米飯料理のオムライス。薄焼きの半熟卵で包んだものを「オム〜」と呼び、「オムカレー」「オムハヤシ」「オムシチュー」など、さまざまなバリエーションが生み出されています。先日食べたのは、オム焼きそばでした。
私は、オム焼きそばを食べるのは初めてです。見た目がオムレツなので、さしてなにも考えずケチャップをかけました。
箸をつけて、なかから茶色い焼きそばが現れたとき、それが「ソース焼きそば」であることに気づきました。嫌な予感がよぎったものの、その予感は的中しました。ケチャップとソースのコンビネーションは、微妙な味わいです。
とはいえ、とんかつソースがかかったオム〜は、どことなく食欲がそがれます。オム焼きそばには、何もかけずに食べるのが正解だったと思いました。
ところで、これが焼きそばではなく、「ナポリタン」だったら素晴らしい相性になると感じました。ナポリタンは、喫茶店などのメニューでよく見かける日本に土着化したパスタです。
オムナポならきっと美味しいに違いない。作ってみたいと思いました。