上のプレーヤーからもお話が聞けます
人生に迷いがあるとき、先に道を歩む人から、教えを得たいと思うことがあります。
人の話を聞きたいときは、トーク会場まで足を運ぶのもひとつの方法ですが、本を読むことでも同じ体験が期待できます。本は、人の語りがつまった録音テープのようなものです。テープを再生するのは、読む人そのものです。
とはいえ、本を読むのは、体力がいります。先日、又吉直樹さんの『火花』 一日の限られた時間を読書にわりあてて、読み終えるのに、1週間かかりました。
なるべく疲労なく読書を楽しみたいものです。目だけでなく、耳からも同じ情報が入ると、読書のストレスは減ります。(新しい疲労もありますが)。
朗読は耳を、音読はさらに口を使った読書。デジタルの時代になり、オーディブルのような有料の朗読サービスも静かな脚光をあびています。読書体験は多様なことに、皆、気づきつつあると思います。