秋って、物悲しいですよね。木々の葉っぱが散っていったり、夏の虫がいなくなったり、どこかしら終末をイメージさせます。ずばり、これが理由なのかな。
思い返せば暑さも大変だったけど、植物が生い茂り、夏には賑やかなイメージがある。夏の余韻のなか、少しずつ気温も下がり、いずれ到来する冬を予感させる。
気候的に生活はしやすいし、食べものも美味しく、紅葉も美しい。その美しさが際立つほど、死の予感も鮮やかになる。
どこかしら寂しく物悲しいので、秋の虫たちが美しい音で仲間を呼ぶように、大切な同類を求めるではないでしょうか。
冬は食料が乏しくなるし、日照時間も短い。秋は冬ごもりに蓄える季節なので、農業をしていなくても、収穫を祝いたくなる「本能」めいたものが、ぼくらには備わっているのかも。
大切な人、愛する人と、時を過ごし、美味しい蓄え、食べ、お祝いのお祭りに参加することは、自然なことなのかな。というわけで、楽しいイベントを求めて出歩こうではありませんか(笑)