【feedly】ウェブメディアより、くったくないブログが面白い

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自分の趣向にあった面白い情報は、もっと欲しくなるものです。

ある情報も、必要のない人にとっては、ただのゴミ。ゴミに見えるものでも、別の人にとっては面白い情報。ゴミになるか、面白い情報になるかは、どのような読み手にどんな情報が届いたかに尽きるものがあります。ご存じのとおり、RSSリーダーなどのツールを上手使えば、個人の趣向にあった大好きな情報やニュースを集めることができます。

目次

万人にウケる話と個々人に必要な情報

発信する側と受け手との出会いは、運命を変えるほどの重要な意味をもつかもしれません。フェイスブックでの「いいね!」数、「コメント」数、「シェア」数などから情報の価値を測る指標として「エンゲージメント(Engagement)」というキーワードがあります。

これらの人気の高い(「エンゲージメント」の高い)記事を探しだし、フェイスブックなどを通じて読み手に届けるのがメディア各社のお仕事です。しかしながら、人気がある記事とはマスにウケる話とほぼ同じ意味で、ニッチにウケるものとは限りません。

ネットを宇宙、星をブログとすれば、宇宙に散らばる大好きな星々を一カ所に自分自身でまとめる作業は、コレクションする面白さに似ています。

最近とみに思うのは、個人のくったくない話の面白さです。危険なネタ、エロネタ、毒舌系、ネガティブなものも素敵な発信者。清濁併せ持つのがリアルな世界であって、むしろそんな暗さを知りたいと思うこともあるものです。

RSSリーダーで仮想の「村」の住人になる

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私が使っているRSSリーダーはfeedlyで、「仮想文化圏内」というカテゴリーを作っていて、主に文筆活動や表現活動に関わる素敵なブログを集めています。feedlyはメディアではなく、単なる情報収集のツールなので、当然のことながらすべて「署名記事」ですし、一時発信の情報源。「仮想文化圏内」は、私のお手本と思える人たちがすむ「村」です。良きライフスタイルや、ものごとの感じ方がつまっています。このような極めて個人的なカテゴリを、バイラル・キュレーションメデイアに求めることは無理なことですし、求めるべきでもありません。

情報をより積極的に集めることの楽しさを知ってほしい

記事よりもコメントが重要に面白いNewsPicksのように、そのメディアでなければつかめない情報を発信することは重要な業務となるでしょう。でなければ、読み手が積極的にその場を訪れる理由は、特にないからです。万人受けするネタを右から左に流すだけの古風なバイラルメディアは、時代の流れのなかで、失速してゆくに違いありません。

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この記事を書いた人

法政大学文学部哲学科卒。編集関係の業務に従事。金融、教育、スポーツなどのメディア運営に携わる。FP2級、宅建士。趣味は絵画制作。コーヒー、競輪もこよなく愛す。

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