本物の甘さ
私は買い食いの王様である。買い食い一筋40年である。
仕事が終わって帰路につくころ、決まった駅の自販機で、不二家ネクター・ピーチ を飲むのが習慣だ。合成甘味料に慣れきった舌には、ナチュラルな甘さが格別の旨さに感じてしまうのである。
齢も四十路を過ぎると、食べるものや飲むものの趣向も分かってくるものだ。好きな飲み物はネクターである。ネクターとジュースは少々定義付けが異なるのをご存じだろうか。
ネクター(nectar) は、果実をすり潰して作られるソフトドリンクで、一般的な清涼飲料水とは異なり、非常に濃厚な味わいを持つ飲料である。
引用URL / http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC 2015月2月4日閲覧
ネクターとは、登録商標をされたピューレのようなものらしい。
ジュースというのは液体、汁という意味ですね。果物を絞って作られたものです。果汁の入った飲み物をジュース、と一般的に言うことが多いのですが、本来は100%果汁のものだけがジュースと言うことができます。一方、ピューレは果物をつぶして皮や種、芯などを取り除いて裏ごししたものです。そのままで飲むよりは水や他の果汁とあわせて利用されることが多いです。
モモやバナナ、マンゴーなどは絞っても液体部分が少ないので、ピューレとなります。
引用URL / http://www.tbs.co.jp/radio/call/bk/20041127.html 2015月2月4日閲覧
旨さの秘密は裏ごしか?
不二家のホームページでは、図解入りでワクワクするような解説があった。
「濃縮還元」という言葉もみあたらない。ナチュラルな甘さは、大人の満足を満たしてくれる。小腹がすいた私の飢餓感を、少々紛らわせてもくれるのだった。
嬉しかったこと、悲しかったこと。怒りを感じたこと、喜ばれたこと。一日すべてが、幻のようにリセットされるだろう。すべてを忘れて、また明日という新しい世界を生きるのだ。その儀式が、ネクターを飲むことに他ならない。ネクターの語源は、以下の通りだと、Wikipedia先生は、私に教えてくれる。
語源は古代ギリシア神話におけるネクタル(ネクタール、神々が常食とする生命の酒・不老不死の霊薬である薬酒・滋養のある飲み物)とされる。
引用URL / http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC 2015月2月4日閲覧
現代書林
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