コーヒーは飲めば美味しく、淹れると楽しい。レギュラーコーヒーに慣れてしまうと、インスタントコーヒーの味には戻れません。朝、熱めのコーヒーをグッと飲むと目覚めスッキリ、お通じドッサリ。朝のコーヒーを淹れる時間は、大切な儀式でもあります。そこへ新しい道具が加わりました。ハリオ V60 透明 ドリッパー 02 クリア VD-2Tです。
スパイラルリブ採用の円すい形ドリッパー
カリタかメリタかコーノかハリオか……ドリッパーは円すい形?とうとう近所のホームセンターでハリオ V60 透明 ドリッパー 02 クリア VD-2Tを手に入れました。
ハリオ V60 透明 ドリッパー 02 クリア VD-2Tは、パイラルリブ採用した、円すい型のコーヒードリッパー。
コーヒー粉の層が深くなる円すい形が、豆の旨味をしっかり抽出し、素早く注げばスッキリ味、ゆっくり注げばコク深い味と、大きなひとつ穴なので注湯の速度でコーヒーの濃さを調節できます。また通常のドリッパーに比べ、コーヒーの層が深く、コーヒー粉に注いだお湯が円すいの頂点に向かって流れるので、ペーパーの手軽さでネルドリップの味わいが楽しめます。
引用 /商品説明より
ペーパーと軽量スプーンも付いて税抜き498円。プラスティック製のドリッパーです。この安さは、お試し価格なのでしょうか。
同封されていた小冊子「V60透過ドリッパーを使った、おいしい珈琲の淹れ方」を読むと、粉は「細中挽きを」と書かれていました。 Kalita ナイスカットミル (シルバー)のメモリを、とりあえず「3」に設定してみました。
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実際に おいしいコーヒーを淹れる
南部鉄瓶で沸かしたお湯を、コーヒーポット に移し替えます。お湯が熱すぎると苦み、渋みが強くなります。お湯は90度未満(85℃~90℃位)に冷ましてから入れたほうがよさそう。平らにしたコーヒーの粉の中心部に、ゆっくりお湯を落としてゆきます。蒸らしは30秒程度。
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蒸らしが終わると、渦巻きを描きながら、お湯を注ぎます。ペーパーには、直接にお湯がかからないようにします。 一度に大量のお湯は注ぎません。
抽出時間は、杯数分にかかわらず、3分以内。この3分ルールは、カリタ式でも同じです。後半の時間に抽出されるコーヒー液は、苦くて雑味が多いからです。おいしい成分は、3分間の前半に出尽くしています。最後のお湯が落ちきる前にドリッパーを取り上げます。
お味はどうでしょう。
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飲めば美味しく、淹れると楽しい
ハリオ式はスッキリとした味わいだった
3分ルールを守って飲むコーヒーは、スッキリとした味わいでした。しかしながら、カリタ式に比べて劇的に異なる訳でもありません。不要の苦みや雑味をなくし、おいしいコーヒーというゴールにたどり着くための、飽くまで道具に過ぎないのかも。とても使いやすいドリッパーでした。ハリオ式・コーノ式のドリッパーの方が直感的に、「おいしいコーヒー」というゴールにたどり着けると思います。
カリタ式とハリオ式ドリッパーの違いは味わいの違い
カリタ式を使うとき、「粗挽き寄りの中挽き」で豆を挽いています。カリタ式はドリッパーにお湯を「溜めて」落とすので、こってりとした味わいにも感じます。カリタ式とハリオ式は、もたらす味に違いがあるのかもしれません。両者の違いを楽しむため、カリタ式のドリッパーも当面の間、断捨離せずに残しておこうと思いました。
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